一人でできる!意外と簡単な浴衣の着付け方法
夏といえば、花火大会や夏祭りなど、浴衣でお出かけするイベントが盛りだくさん。
今年こそは自分で浴衣を着たい!と思っても、浴衣の着付けって「なんか難しそう…」というイメージがありますよね?
そんな方でも簡単に浴衣の着付けをマスターできる方法があるんです!
今回は、浴衣初心者の方でも安心して着付けがおこなえる「浴衣の着付けを簡単マスター!自分でできる浴衣の着付け」と題しまして、一人でできる浴衣の着付け方法をお届けいたします。
キレイな浴衣姿で素敵な夏の思い出をたくさん作ってくださいね♪
自分でできる浴衣の着付け【動画編】
自分でできる浴衣の着付け【解説編】
裾の位置を決め、上前と下前を合わせる
浴衣をはおり、衿の先から3分の1くらいを持ち、裾の下のラインを決めます。
裾の下のラインがくるぶしの位置で床と平行になるようにします。
上前(左手で持った方)の端が体の右側にくるように合わせ決めた位置が動かないように広げます。
下前(右手で持った方)を合わせて裾の端を少し上げます。
上前を先に決めた位置に戻し同様に裾の端を少し上げます。
腰ひもを結ぶ
腰ひもの中心を右の腰骨のすぐ上あたりにあて、後ろへ回し交差して締めます。
そのまま前へ回して合わせます。
結ぶときは下から上に2回絡めて締め、左右のひもを持ち替えて引っ張ります。
余分なひもは腰に巻いた部分に引っ掛けて落ちないようにします。
腰ひもに浴衣が挟まっている場合は前も後ろもすべてキレイに引き出しましょう。
腰ひもと浴衣の間に指を入れてシワを左右に伸ばしてキレイになるように整えます。
たるみを伸ばしておはしょりを作ります後ろも同様に降ろしておきます。
おはしょりを整える
手の側面を使っておはしょりを整えていきます。
身八つ口(両脇の空いている部分)から手を入れて前のおはしょりをキレイに整えます。
後ろも同様に整えます。おはしょりがキレイに整ったら着付けは半分完了です!
衣紋を抜く
左手で左右の衿を合わせて持ちます。
右手で背縫い(背中の中心の縫い目)を持って前後にひきながら衣紋の抜き具合を調整します。
衣紋の抜き具合はこぶし一つ分が目安です。衣紋を抜きすぎるとだらしなく見えるので注意してください。
左側の身八つ口から左手を入れて下前の衿を持ちます。
上前の衿を右手で持って衿元を合わせます。
鎖骨が見えないくらいのV字ができると上品な衿元になります。
コーリンベルトをとめる
左の身八つ口からコーリンベルトを入れます。
下前のおはしょりを三角に折りたたみ、胸の下のあばら骨の上あたりで衿を挟んでとめます。
留め具は床と平行になるようにとめます。
反対側のコーリンベルトを後ろから右脇へ回します。
下前と同じ高さで上前の衿を挟んでとめます。
左右の留め具の高さを同じにすることで衿がズレにくくなります。
背中心を下にひき、コーリンベルトと浴衣の間に指を通して、背中のシワをキレイに整えます。
おはしょりの長さを調整する
おなかの前に帯をあて、帯の下からおはしょりの長さが指3本くらいになるようにします。
おはしょりが長い場合は、コーリンベルトの下あたりで浴衣を上にあげて長さを調整します。
後ろも同様にコーリンベルトの下あたりで浴衣を上にあげ、長さを調整します。
伊達締めを締める
上前のコーリンベルトの留め具辺りに伊達締めをあてます。
合わせた衿元やおはしょりが崩れないように注意しながら、後ろに回し交差させ締めます。
結ぶときは下から上に2回絡めて締め、左右のひもを持ち替えて引っ張ります。
余ったひもは腰に巻いた部分に引っ掛けて落ちないようにします。
これで浴衣の着付けの完成です!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「浴衣の着付けを簡単マスター!自分でできる浴衣の着付け」と題しまして、一人でできる浴衣の着付け方法をお届けいたしました。
とても簡単ですので、ぜひ浴衣の着付けにチャレンジして、素敵な夏の思い出を作ってくださいね♪