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【成人式】古いのが新しい☆アンティーク風振袖コーデ6選
ご成人式をお控えの皆様、振袖選びはお進みですか？今回は、人と少し違う振袖姿をしたい方におすすめの、ヴィンテージっぽいアンティーク風振袖のコーディネートをご紹介します。アンティーク風振袖ならではの色使いや柄付けで、特徴的なコーディネートにしているのでぜひ参考にしてください。
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Contents
パープル×からしのアンティーク風振袖コーデ
こちらの着物は渋めのパープルに後ろ姿はからし色が多くなっていて、珍しい配色になっています。柄は、桜と八重桜そしてよく見ると桜が蝶になって羽ばたいていてとても華やかでかわいいです。衿元は背中のからし色に合わせています。帯揚げは、桜の刺繍が入っているブラウンの平タイプを合わせ、帯締めもブラウンベースのものをスッキリ結び統一感を出しています。前面と後ろ姿で表情が変わるのがおしゃれです。帯結びは、ダイナミックに大きなリボンの結びにしています。
赤いアンティーク風振袖コーデ
こちらは、深い赤色が印象的な着物で、裾には四季の花柄がちりばめられています。まず目を引くのは牡丹でしょうか。そして菊に桔梗に撫子、萩、ケイトウ、珍しいのはススキです。ススキは最近の振袖ではあまり見かけない柄ですが、アンティーク風振袖ならではの柄付けですね。コーディネートは、白黒の千鳥格子の半衿に黒の重ね衿が衿元をスタイリッシュにしています。帯揚げはツヤのあるブラウンをスッキリと入れて、真っ黒の帯の上にはポイントカラーの帯締めをのせています。後ろ姿は帯が黒くてスッキリしています。大き目のリボンっぽい結びが目を引きますね。足元は、黒のレースアップのブーツを合わせて、レトロな雰囲気に仕上げています。
からし色のアンティーク風振袖コーデ
こちらの着物は、きれいなからし色に裾は濃いブラウンになっていてひきしまります。柄は多くはありませんが、流れるように熨斗目柄がベースにあることでスタイルアップ効果があります。メインの柄は鼓と牡丹ですね。鼓の文様は、大きく美しい音が「鳴る」ことから「実が成る」「物事が良くなる」ということから豊作や成功の意味がある吉祥紋です。他にも、桜や藤、雪輪、扇、松、流水、打ち出の小槌などの宝尽くし柄がたくさん使われていて、無事や繁栄の願いが込められています。コーディネートはスッキリとさせています。半衿は真っ白で重ね衿は黒、帯揚げと帯はブラウン系で統一しています。帯締めは衿と合わせて黒をスッキリと結んでいます。後ろ姿はほぼ無地なので、すっきりしていて帯結びが目立ちます。
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くすみ系赤緑のアンティーク風振袖コーデ
こちらの着物は、控えめな赤地に裾は落ち着いたモスグリーンが今は珍しい色使いです。柄は御所車と松竹梅がメインのとても縁起の良い柄付けです。そのほかにも、振袖の定番柄の桜や菊、もみじ、波、線で表現された霞文も描かれています。波は「厄を流す」霞文は「永遠」の意味があります。そして、コーディネートは上前に比べて胸元の柄はスッキリとしているので、衿元をちりめんの黒地に柄のある半衿で引き締めて、重ね衿はグリーン一色でおさえています。帯をはじめ帯締め帯揚げもグリーン系でまとめれば統一感のあるコーディネートが完成です。後ろ見頃の柄も豊富なので、くすんだグリーンの帯は結びも大きく華やかに結んでも良く馴染んでいます。バッグと草履も深いグリーンでコーディネートしています。
総柄のアンティーク風振袖コーデ
こちらは、振袖では珍しい連続柄で小紋のようなかわいらしい一枚です。黒地なので明るい花玉の柄が良く映えていますね。花玉は菊や八重桜、ポイントで桔梗が使われています。桔梗の花が紫なのも目立ちますね。そして、深い赤色の梅の枝がそれをつなぐように流れていてかわいいです。コーディネートは透け感のある半衿と金の重ね衿で顔周りに明るさを出しています。えんじ色の帯に帯揚げと志古貴は明るめのベージュを合わせています。志古貴のおかげでレトロ感が出ていますね。帯締めは控えめな色味でコーディネートに馴染んでいます。後ろ姿ももちろん総柄です。大き目の帯結びが華やかになりますね。黒の草履が上品です。
※志古貴（しごき）とは、裾を引きずっていいたころ、外出時など裾をたくし上げるために使われていたもの。現代の成人女性の着物は引きずることなくおはしょりで丈を調整するので、しごきを付けなくなりました。今は、七五三の7歳女の子のほか、花嫁衣装や舞妓さんが主に使う飾り帯ですが、近年、振袖でも取り入れられるようになってきました。
白地の桜吹雪のアンティーク風振袖コーデ
こちらは、白地に藤色のぼかしで桜吹雪のような柄付けでなっているのが特徴の振袖です。一見シンプルな振袖ですが、レースづくしにすることにより、特別な一枚に生まれ変わります。コーディネートは衿元はスッキリ藤色の半衿と白っぽい重ね衿でまとめ、帯もシルバーの無地でシンプルにしています。帯揚げはサテンぽいつやのあるものをふわふわとアレンジし、帯締めはパールのもので雰囲気を合わせています。袖口にはボリュームのあるレースを付けて、着付けでは、足元を編み上げブーツにし、中にはいた裾がレースのスカートが見えるように着丈を短くすることで洋服感覚にもなりかわいいですね。後ろ姿もボリュームたっぷりの帯結びが華やかです。
まとめ
いかがでしたか？今回は、アンティーク着物のコーディネートについてでした。全体的に振袖をメインにし、コーディネートはシンプルにまとめたものやレースをあしらったものなど個性的なものも多かったですね。一生に一度の成人式なので、お気に入りの一着をぜひ見つけてコーディネートも楽しんでくださいね。
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