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【成人式 振袖】スタイリッシュな「立て矢系」帯結び4選
成人式の振袖は、帯結びが華やかにできるのが魅力の一つですね。
そんな華やかな帯結びには基本の3種類があります。
それは、「文庫系」「立て矢系」「お太鼓系」の3種類です。
どの帯の結び方もこの3種類を基本としています。
その中で、今回はスタイリッシュな「立て矢系」の結び方についてです。
簡単な解説もつけて4種類のアレンジをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
【成人式振袖】おすすめ帯結び解説!文庫系6選
【振袖帯結び番外編①】体系別にご紹介!~高身長さんにおすすめ3種類~
【振袖帯結び番外編②】体系別にご紹介!~小柄さんにおすすめ3種類~
【振袖帯結びその1】雰囲気別にご紹介!~成人式で人気の華やかかわいい4種類~
【振袖帯結びその2】雰囲気別にご紹介!~スッキリ、シンプル系5種類~
【振袖帯結びその3】雰囲気別にご紹介!~クールでカッコイイ帯結び4種類~
【振袖帯結びその4】雰囲気別にご紹介!~個性派ゴージャス系3種類~
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基本の3種類のご紹介
①文庫結び
江戸時代から親しまれている結び方で、武家の女性が好んだといわれています。
リボンのようなかわいらしい形の帯結びです。
リボンの羽を左右に垂れるようにすればシンプルな印象になり、羽の枚数を増やせば華やかにもなるので、アレンジの幅がとても広いことが魅力です。
②立て矢系
左の肩から右の腰辺りに向かって蝶結びを斜めにしたような結びです。
斜めになった羽を弓矢の矢に見立てていて、カッコイイ印象になります。
羽の枚数を少なくするとスッキリとした印象になり、羽の枚数を増やしたり、細かくしたりすると豪華な印象にアレンジできます。
斜めに長さがあるので、高身長の方におすすめの帯結びと言われています。
③お太鼓系
お太鼓系の結びは、文庫結びや立て矢結びよりもあとに登場した結びです。
お太鼓結びをアレンジしたご成人の方用の変わり結びのひとつが「ふくら雀」です。
ふっくらとした鳥が羽を広げているようなかたちが特徴です。
お太鼓系のアレンジは、伝統的なイメージになるので古典柄の着物の方におすすめです。
立体感があって華やかな帯結び
立体感があり、羽が大きいので華やかな帯結びです。
たれで羽を多く作ったり、手先を下から上げることにより、基本の「立て矢結び」では羽がない部分にも羽を作ることができるので、とても華やかになります。
羽が大きく、枚数も多いので成人式にピッタリです。
背の高い方に向いているといわれる「立て矢系」のアレンジですが、右側の垂れる部分を小さくすれば、身長が高くない方にもおすすめです。
作り方
手は下に下げておきます。
タレ元で左肩から右腰上あたりまでの「立て矢」を作ります(画像のピンクの部分、羽2枚)。
余っているタレ先は、背中側から右肩に預けておきます。
「立て矢」をおさえるように帯枕を入れます。
右肩に預けておいたタレ先で羽を2枚作り(画像の黄緑の部分、羽2枚)ゴムで留め、三重仮ひもに挟みます。
最後に下ろしておいた手先でひだを作り、タレ先の羽の上で三重仮ひもではさみます。
手元の輪に帯締めを通して形を整えて完成です。(画像の青で囲まれた部分が手です。)
リボンぽいかわいい「立て矢系」結び
基本の「立て矢結び」に大小の羽を重ねた華やかな帯結びです。
最後の手先のアレンジで、スッキリとした印象になりやすい「立て矢系」の結びでもリボンぽくなり、かわいらしい雰囲気になります。
背の高い方に向いているといわれる「立て矢系」のアレンジですが、右側の垂れる部分を小さくすれば、身長が高くない方にもおすすめです。
成人式の場面にとてもよく合うと思います。
作り方
手は下に下げておきます。
タレ元で左側に立て矢らしく大きめの羽を作ります(画像のピンクで囲まれた部分左)。
タレ先で左の下の羽を作ります(画像のピンクで囲まれた部分右)。
残ったタレ部分で、羽を二枚作り(画像の黄緑で囲まれた部分)、中央をゴムで留めます。
次に一枚目と二枚目の羽の中央に(黄緑の部分を持ち上げるように)帯枕を入れます。
最後に手先でひだを作り、帯枕を覆うように上にあげ、一番背中側にある三重仮ひもに一回転させてはさみます。
手元の輪に帯締めを通して形を整えて完成です。(画像の青で囲まれた部分が手。赤いところが一回転させたところ)
きれいでインパクトのある帯結び
オブジェのような細工が目を引く帯結びです。
「立て矢系」の結びがベースなので、流れがきれいで個性的な雰囲気にしたい方におすすめです。
柔らかめで、柄が少なめの袋帯の方が結びが映えそうです。
作り方
手を下に下げておきます。
タレ先にバイアスひだをよせ、先を中に入れるように巻き、三重仮ひもで背中側に固定します(画像の青で囲まれた部分)。
タレ元で「立て矢」の羽を作り(画像のピンクで囲まれた部分の羽2枚)、その羽を支えるように帯枕を入れます。
手先を屏風だたみにし、タレ先で作ったオブジェの左側にくるように三重仮ひもにはさみます(画像の黄緑で囲まれた青の下部分)。
手元の輪に帯締めを通して形を整えれば完成です。
きれいでカッコイイ帯結び
細かい屛風だたみのひだが、羽ばたいている鳥の羽のようなインパクトの強い帯結びです。
こちらも、個性的なイメージにしたい方におすすめの帯結びです。
光沢のある帯で結ぶと、よりカッコイイ雰囲気になりそうですね。
作り方
手を下げた状態で、タレ元で左側に大きめの羽を一枚作ります(画像のピンクで囲まれた部分)。
残りのタレは先から屛風だたみにして、左右に羽が出るように、一枚目の羽の上に半分重ねて三重仮ひもにはさみます(画像の青で囲まれた部分)。
その上に帯枕を入れておさえます。
最後に手先で花びらひだを作りゴムで留めて、帯枕を覆うように上にあげ、背中側の三重仮ひもにはさんで固定します(画像の黄緑で囲まれた部分)。
手元の輪の部分に帯締めを通して形を整え完成です(画像の紫で囲まれた部分)。
まとめ
いかがでしたか?今回は「立て矢系」の帯結びについてでした。
「立て矢系」の結びはスッキリした印象になりがちですが、今回は、リボンぽくしてみたり、屛風だたみを使って華やかにしてみたり、個性のあるアレンジがご紹介できたと思います。
身長の高い方に向いているといわれやすい「立て矢系」の帯結びですが、アレンジ方法次第では身長の高くない方でも合わせられると思います。
ぜひ参考にしてください。帯結びにもこだわって、楽しいご成人式をお迎えくださいね。
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