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これで解決☆結婚式の着物の決まり~立場別にご紹介~

振袖レンタルは愛知の花舎
着物を着る機会の一つである結婚式の参列。
大切な人に招かれた結婚式、いざ着物を着ていこうと思ってもどの着物を着ていけばいいかわからない。そんな方はいませんか?
着物には、黒留袖・色留袖・振袖・訪問着などいろいろな種類があります。
新郎新婦との関係性、親族・友人・職場の同僚など自分の立場によっても着る着物が変わります。
今回は、そんな結婚式の参列用の着物の選び方について、立場別にわかりやすくご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。

女性用着物の種類と格について分かりやすく解説
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新郎新婦の親族は

母親

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新郎新婦の親族、特に母親は、既婚女性の第一礼装である黒留袖を着るのが一般的です。
地模様のない黒色の着物で、上半身には5つの家紋以外は柄はなく、裾には縁起の良い吉祥文様が施されています。
衿や裾は二重になる比翼仕立てになっているのが特徴です。
帯は、金や銀などがベースの吉祥文様が施された、袋帯を合わせ二重太鼓を結びます。
帯締めや帯揚げは白を使います。

姉妹

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20代の未婚者なら振袖が一般的です。
未婚女性の第一礼装となる振袖は格が高い着物なので、結婚式にはピッタリです。
縫い目で柄が途切れることのない、きれいに続いた絵羽模様も特徴です。
コーディネートは金や銀など柄も華やかな袋帯、重ね衿や帯揚げ、帯締めなどの小物も振袖の色柄に合わせて華やかにします。
何歳までという決まりはありませんが、振袖のほとんどが成人式に向けて作られていることを考えると、振袖が着られるのは30歳前後までかもしれません。
色留袖は未婚・既婚関係なく着用できる略式礼装です。
柄は、黒留袖と同じように、裾にだけ柄が入っていて一枚の絵のようにつながって見える絵羽模様が特徴の着物です。
家紋の数で格の変わる着物でもあります。五つ家紋を入れると第一礼装にもなるので、親族の結婚式や披露宴などにピッタリの装いになります。
三つ紋や一つ紋にすると略式礼装になるので、少し気楽に着用することができます。
帯は黒留袖同様、金や銀などがベースの吉祥文様が施された、袋帯を合わせ二重太鼓を結びます。
五つ紋で第一礼装として着用するときは帯締めや帯揚げは白を使います。
略式礼装として着用するときの帯締めや帯揚げは、淡い色付きの物でもよいでしょう。
姉妹は、招待客を迎える側である親族にあたるので、第一礼装の振袖かそれに準じる色留袖を着るのがおすすめです。

叔母

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黒留袖とは違い未婚既婚を問わずに着られるのが色留袖です。
そのため叔母などの親族、とくに未婚の方には色留袖がおすすめです。
結婚式で着る色留袖には紋をつけるのが一般的ですが、五つ紋の場合は黒留袖と同格になります。
三つ紋や一つ紋で仕立てると、第一礼装に準じる格になります。結婚式以外にも色留袖を着られるようにと考えて、あえて三つ紋や一つ紋で仕立てる方が多くなっています。
色留袖も紋の数に関係なく黒留袖同様に華やかな袋帯を合わせて、二重太鼓を結びます。
帯揚げ、帯締めも白で統一するとよいでしょう。
また、訪問着でも、紋を入れると紋の入った色留袖と同じ準礼装になります。
最近では黒留袖は母親のみが着用する場合が多くなっています。そのため、三つ紋か一つ紋の色留袖がおすすめです。

従姉妹

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従姉妹など少し離れた親戚で着物を着たいとなれば、五つ紋の第一礼装ではなく、三つ紋か一つ紋で格を下げて色留袖を着ることができます。
祖母や叔母など近しい親戚が着物を着ない場合は、紋無しの訪問着や付け下げなら気軽に着ることができるのでおすすめです。
訪問着も、未婚・既婚関係なく着用できる略式礼装です。
肩から裾にかけて絵羽模様が施されています。
黒留袖や色留袖と違い肩や胸元、袖にも柄があるのが特徴です。
訪問着に合わせる帯も袋帯で、二重太鼓を結びます。
帯揚げや帯締めは、着物の色柄や着用する季節に合わせて色付きの物を合わせます。
帯揚げは平タイプ、帯締めも平タイプの物を選ぶとよいと思います。
付下げは訪問着に次ぐ格の着物です。訪問着とよく似ていますが、柄の付け方が控えめです。
基本的に、衿から肩、前後の見頃、見頃から袖などの縫い目では模様はつながっておらずシンプルです。
付け下げに合わせる帯も訪問着と同じように袋帯で、二重太鼓を結びます。
帯揚げや帯締めも、着物の色柄や着用する季節に合わせて色付きの物を合わせます。

親族まとめ

新郎新婦の母親は黒留袖を着用するのが一般的です。
20代の未婚の姉妹なら振袖がおすすめです。
未婚女性の第一礼装となる振袖は格が高い着物なので、結婚式にはピッタリです。
既婚の姉妹や祖母、叔母も第一礼装がふさわしい立場ですが、最近では黒留袖は母親のみが着用する場合が多くなっています。
そのため、三つ紋か一つ紋の色留袖がおすすめです。
少し離れた親戚の従姉妹は紋無しの訪問着か付け下げを着用することもできます。
地域によってのローカルルールもあるようなので、親戚同士で相談して、同じ立場同士で同じ格になるように合わせるのがよいでしょう。

新郎新婦の友人、会社の同僚

友人

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30歳前後までの未婚者なら、友人でも振袖で出席できます。
未婚女性の第一礼装となる振袖は格が高い着物なので、結婚式にはふさわしい装いです。
30代以降の方は、訪問着を選んだほうがいいかもしれません。
友人の立場でフォーマルだからと言って黒留袖を着ると格が高すぎてしまいます。
新郎新婦の親族に敬意を払い、少し格を控えた訪問着や色無地にしましょう。
訪問着や色無地の帯は、礼装用の袋帯を選び二重太鼓にします。
帯締めや帯揚げは平タイプを合わせ、着物の色や柄、季節を意識してコーディネートするとおしゃれです。

会社の同僚

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訪問着は未婚・既婚は関係なく着ることができるので会社の同僚として参列する場合にはおすすめです。
後輩にあたる場合も、新郎新婦の職場がどのようなところかを他の招待客に感じさせてしまう立場です。
上品で控えめな着物が好印象を与えます。コーディネートも、きちんとした印象を心掛けましょう。

友人、会社の同僚まとめ

30歳前後までの未婚者なら、友人や職場の同僚でも振袖で出席できます。
黒留袖は格が高すぎてしまうので、新郎新婦の親族に敬意を払い、友人や会社の同僚の立場の場合は、格を控えた着物が望ましいでしょう。
特に既婚の方には訪問着や色無地がおすすめです。
訪問着や色無地の帯は、礼装用の袋帯を選び二重太鼓にします。帯締めや帯揚げは平タイプを合わせ、着物の色や柄、季節を意識してきちんとした印象のコーディネートを心掛けましょう。

まとめ

いかがでしたか?
着物を着る機会の一つである結婚式の参列。
結婚式へご出席の着物は、新郎新婦との関係性、既婚か未婚か、振袖の場合は年齢なども考慮して選ぶことが大切です。大切な人に招かれた結婚式、立場に合った着物を選んで素敵な時間を過ごしてくださいね。

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