【卒業式】袴姿のアクセサリーのルール

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卒業式では、袴を着られる学生の方が多くいらっしゃいますね。学生生活最後の日、恩師や友達と過ごす貴重な一日なので、卒業式は、華やかに個性を出した衣裳や装いで迎えたいですね。
衣裳は年々おしゃれになっているように感じます。
それに合わせてヘッドアクセも変わってきて、ピアスなどのアクセサリーを付ける方も増えてきたように思います。
袴姿でも洋服と同じものを付けてもいいのか、アクセサリーのルールについて気になってきますね？
和装の伝統的な良さを壊さずに、今どきの衣裳に合わせたアクセサリーはどんなものなのか？
今回は、気になる袴姿に合わせられるアクセサリーについてご紹介します。

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Contents

1 袴にアクセサリーを合わせる時のポイント
2 卒業式　袴に合うアクセサリー
3 卒業式の袴姿に向かないアクセサリーは？

袴にアクセサリーを合わせる時のポイント

卒業式の袴姿は、アクセサリーがなくても十分華やかです。
しかし、普段から取り入れているお気に入りのアクセサリーを付けたいと思う方もいらっしゃいますよね。
大学の卒業式なら、袴のコーディネートに合わせたものを付けても問題ありません。
とはいえ、アクセサリーは基本的には、上品さを備えたものを合わせることが大切です。

卒業式　袴に合うアクセサリー

袴姿を引き立てるアクセサリーとはどんなものなのか、イヤリング、ピアス、リングについて、具体的にご紹介します。
大学の卒業式は若々しさや個性を表現してもいい場面です。和装の場合は衿元は隠れてしまいますし、大きいペンダントトップだと衿で押さえつけられて痛くなってしまうなどトラブルになるので、ネックレスは外すのがおすすめです。
小ぶりなイヤリングやピアス、シンプルなリング程度なら付けても良いでしょう。

イヤリング・ピアス

イヤリングやピアスは、卒業式の袴でも取り入れやすいアクセサリーですね。
イヤリングやピアスのおすすめは、小ぶりなもので、シンプルな物です。
具体的なものだと、パールのタイプだとフォーマルな雰囲気にもなるのでおすすめです。
耳元にさりげなく華やかさを加えてくれるのもいいですね。
小ぶりなデザインを選べば、耳元に柔らかい輝きを与えながら、卒業式の袴姿全体の印象を邪魔することなく調和させられますよ。

リング

リングも卒業式の袴姿に合わせる時は、控えめなデザインにするのがおすすめです。
突起物の付いていない、シンプルな平打ちの物だと上品さもあって良いでしょう。
大きな飾りのついたものや、立体感のあるものは控えた方が良いかもしれません。
立て爪の付いたものなどは、着物や袴を傷つけてしまう恐れがあるので気を付けましょう。
振袖に袴を合わせる方など、特に、刺繡などの細工のある衣裳を着用する方は注意が必要です。
リングは、手元にさりげなく印象を与えられるアイテムです。
卒業式はフォーマルな場面なので、派手なものよりも控えめなデザインでまとめるのがおすすめです。
細いゴールドやシルバーで程よい輝きのあるものや、パールをあしらったものなら和装の上品な雰囲気を保てるでしょう。

ヘアアクセサリー

ヘアアクセサリーは、イヤリングやピアス、リングと違ってほとんどの方が付けるアクセサリーですね。卒業式という華やかな場面には欠かせません。
卒業式は、成人式よりもヘアスタイルのバリエーションが多いと思うので、ヘアアクセサリーもスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
和の雰囲気を引き立てたい時は、つまみ細工や水引を使ったヘアアクセサリーがおすすめです。
現代風な衣裳なら、ドライフラワーやアーティフィシャルフラワーを合わせるのもおすすめです。
振袖時とは違って、袴姿の場合はハーフアップにする方も増えると思います。その場合は、リボンを付けてもレトロな雰囲気になって可愛いですね。

卒業式の袴姿に向かないアクセサリーは？

和装は、気品が漂う美しさを大切にしています。卒業式の袴も気品が大切な和装のひとつです。
ネックレスやブレスレットは、つけても隠れてしまいますし、中に入ることにより着物の内側を傷つけてしまうかも知れないのも要注意です。

ネックレス

ネックレスは洋服では定番のアクセサリーですね。しかし、着物では、一番不向きかもしれません。
和装の場合は衿元は隠れてしまいますし、大きいトップだと衿で押さえつけられて痛くなってしまうので、ネックレスははずすのがおすすめです。そして、半衿に刺繍などの細工が施されている場合、ペンダントトップが引っかかってほつれると直せないので特に注意が必要です。
着物の場合、襟足部分が大きくあくので特にヘアをアップにする場合は、首の後ろのところでネックレスの留め具部分が見えてしまいます。
ヘアスタイルがハーフアップなどのダウン系のスタイルで、ペンダントトップがないようなものなら、かろうじて良いかもしれません。

ブレスレット

ブレスレットも洋服では定番ですが、着物には不向きかもしれません。
着物は袖も長くて、手首までしっかりとかかってきます。そして、袖口は広く開くのでブレスレットをしていても袖にすっぽり隠れてしまいます。さらに、引っかかってしまうと不便に感じるかもしれません。
着物に傷がついてしまうかもしれないので注意が必要ですね。

派手な装飾は避けましょう

アクセサリーを付けるかどうか迷ったら、和装の基本では、スッキリとした美しさが大切になることを思い出してください。洋服では、定番のアクセサリーも和装では不向きな場合があります。大学の卒業式は若い方が多いですが、フォーマルな場面なので、派手すぎる装飾は避けるのが無難です。
アクセサリーを付けるとしたら、ネックレスやブレスレットではなく、大ぶりなものよりも控えめで品のあるイヤリングかピアス、リングにされるのがおすすめです。