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着物の保管方法、たたみ方~着用後のお手入れ収納、保管まで~

着物を着たけど、そのあとどうしたらいいか分からない。
そのまましまえばいいの?
でも、どうやってたたむの?
色々な疑問が出てきますよね!!
今回は、そんな着物のお手入れ方法、保管方法、収納方法、たたみ方
についてです。

 

お手入れ方法

まずは、着用後のお手入れです。
着物を脱いだ後は、着物ハンガーにかけてシワをとります。

風通しのいい日陰に干しましょう。
着物ハンガーにかけて干すことで、湿気を飛ばすことができます。
干す時間は、一晩くらいで十分です。あまり長く干していると、
袂や、裾がたわんでしまう原因になります。
帯も、着物と同じように湿気が残るので、
ハンガーにかけてシワをとり、湿気を飛ばします。

長襦袢も、同様に着物ハンガーにかけて干し、
シワと湿気を飛ばしましょう。

一晩干してもとれないシミは、汗抜きが必要な個所です。
年月がたつと、汗ジミとなって出てきてしまいます。

保管方法

着用後にきちんとクリーニングをしても、
湿度が高い所ではカビが発生しやすくなります。
室温20~30度、湿度60~85%の条件が揃うと、
カビが発生してしまうのです!!
梅雨の時期などは、ピッタリ当てはまりますね。
着物を長襦袢や帯などと一緒に保管される場合、一枚にカビが発生すると、
他のものにもカビが移ってしまう場合があります。
カビを防ぐ一番の方法は、虫干しをすること。
虫干しは、着物や帯を陰干しすることで、大切な着物を長持ちさせるために
大切なことです。
晴れた日が2日以上続いて空気が乾燥している日に虫干しすると良いでしょう。
風通しの良い場所に着物を広げて、半日くらい陰干しをします。
着物を広げるのが難しい場合は、タンスの引き出しをあけるだけでも効果があります。
しかし、最近では、仕立てる時に、防虫・防カビ・撥水の加工をすることが
できるので、加工をかけておくと安心です。

収納方法

収納場所は、桐のタンスや箱が最適ですが、なければ、たとう紙に包み、
さらに木綿の風呂敷に包んで保管しましょう。
たとう紙は、パルプ紙ではなく和紙の物がよりおすすめです。
あまり小さくたたまないようにしましょう。
ビニール袋は、通気性が良くないので避けましょう。
防虫剤は、異なった成分のものを入れると、溶けてシミになることがあるので、
同じ商品名のものを使いましょう。
その時、着物や帯に直接触れないように入れましょう。

たたみ方

たたみ方を動画で見るhttps://kasya.jp/blog/blog-3032/

 

まとめ

着物は直線裁ちなので、コンパクトに四角く折りたたむことができます。
縫い目に沿って正しくたためば、シワもほとんど付かないので、
いつもきれいな状態で着れます。
着た後は、しっかり干して、通気性を良くしてしまえば大丈夫!!

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