振袖BLOG
振袖のお役立ち情報を発信中
【卒業式】袴のたたみ方~画像付きで解説~
卒業式の際には袴を着用される女子学生の方がたくさんいらっしゃいますよね。
多くの方が卒業式用の袴を借りられると思います。
そんな卒業式の衣裳の返却の時、袴のたたみ方に困りませんか?
長いひもが付いているし、プリーツがあってどうしたらいいかわかりませんよね?
今回は、「出世畳み(しゅっせだたみ)」という袴のたたみ方を画像付きでご紹介します。
ぜひ参考にして、購入した袴の着用後はもちろん、レンタルの袴を返却する際にも役立てていただけたらと思います。
☆卒業式の衣裳やプランについてはこちら☆
卒業袴コレクション
卒業袴レンタルフェア
卒業袴レンタルプラン
☆振袖専門館花舎の振袖コレクションはこちら☆
色別やジャンル別でたくさん載ってます
↓↓↓↓↓↓
https://kasya.jp/furisode/
Contents
袴をたたむために用意するのもの
・長いものさし(60㎝以上の袴の幅よりも長さのある丈夫なものなら突っ張り棒などでもOK)
・※机(奥行きがある広めのもの、きれいに拭いて袴が汚れないようにしましょう。)
・※ラック(60㎝以上の袴がかけられる幅のあるもの)
用意するのは、机かラックどちらかで良いです。
袴の前後の見分け方
袴の前後の見分けは、画像の袴のように刺繍が付いているときはわかりやすいと思いますが、刺繍などの柄が付いていないときは、ひだが細かい方が前側になります。
もう一つの見分け方は、付いているひもが細くて長い方が前側になります。
三つ折りにたたむ手順
まず、袴を三つ折りにします。
ここで、大切なのは袴のひだをきちんと整えておくことです。
そのためのコツは、“机のヘリを使う”と“ラックにかける”です。
まず、袴を持ち上げ、ひだが整うように振ります。
(後ろ側をたるみの無いようにすると、芯の入った部分が前後でずれます。)
ひだが整ったら、下の画像のように表側を表面にして、机に置くかラックにかけます。
そして、全体の三分の一くらいを下の画像のように、袴の幅のものさしなど長い棒ですくいます。この時、裏側のひだを崩さないように気を付けて、すくいってください。
すくったら、机か床にたたんで下の画像のように前側が表面になる向きでおきます。
この時、内側になる部分のひだがみだれないように気を付けてものさしを抜きましょう。
下の画像のように紐の付いている方を上に折り返すと、三つ折りの完成です。
後ろ側の方が袴の上部が長いので、たるみの無いようにすると後ひもの部分がずれて見えます。
失敗しない袴を三つ折りにするコツ
袴は後ろ側の上部が少し長くなっているので、下の画像のようにたるまないように合わせるのが大切です。裾は、前後でピッタリ合います。
袴の幅のある長い棒を使う時に、ひだをきれいに保ったまま丁寧に折りたたむのもポイントです。
ひもの結び方 「出世畳み」のたたみ方
次は、ひものたたみ方です。
「出世畳み(しゅっせだたみ)」と呼ばれるたたみ方をご紹介します。
このたたみ方は、女性用だけでなく男性用の袴でも使えるたたみ方です。
三つ折りにたたんだところからスタートです。
上側の細くて長い方の前ひもからたたんでいきます。
向かって左側の前ひもを三つ折りか四つ折りにします。
大体30~40㎝くらいになるように折りたたむと結びやすいです。
今回は四つ折りにしました。
たたんだ左側の前ひもを下の画像のようにまとめて、斜め右下に向かって置きます。
逆側の前ひもも同様に、折りたたんだら斜め下に重ねて置きます。
袴の中央辺りで左右のひもが重なるようにします。
この時、向かって右が上になるように合わせます。
着物の衿のように、着る人の左側が上になるようにします。
次は、太くて短い、後ひもです。
後ひもはたたまず、そのままの長さで結んでいきます。
向かって左側の後ひもを、前ひもの中央のクロス部分にかぶせます。
クロスした部分の下から上に通します。
下の画像のように、前ひもの束をすべて包み込むように通します。
通した先を左側にねじり、下の画像のように折りたたんで重ねます。
後ひもと前ひもを包み込むように、下から上に通します。
通した先を、下の画像のように右下に流すように、前ひもの上に折りたたんで合わせます。
次は、向かって右側の後ろひもです。
左側と同じように、中央のクロスした部分に重ねます。
下の画像のように、後ひもから前ひもまで全部を包み込むように下から上に通します。
通した先を下の画像のように右側に重ねます。
下の画像のように、前ひもまでをすべて包むように下から上に通します。
その先は、中央に向かって折りたたみ、左側の後ひもの折り返したところの輪に通します。
その先は、たるみがないように引いたら、「出世畳み」の完成です。
裏側はこうなっています。
注意!やってはいけないたたみ方・しまい方
タテに二つに折る!
洋服の場合はパンツなどはタテにたたむのが一般的ですが、袴はタテにたたんではいけません。ひだが整いませし、芯が曲がってしまうのでやめましょう。
ひだがぐちゃぐちゃにたたまれている!
ひだが伸びてしまったり、余分なしわが付いてしまいます。
次回着用したときに、きれいなひだにならなくなってしまうのでやめましょう。
ひもをぎゅと縛る!
正式なたたみ方でなく、ひもをぎゅと縛ってしまうと、しまう時にかさばりますし、しわが付いてしまい、次の着姿に響いてしまいます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、袴のたたみ方についてでした。
長いひもですが、「出世畳み」できれいに折りたたんで結ぶとスッキリ整います。
一見複雑そうにみえる「出世畳み」ですが、覚えてしまえば簡単です!
ぜひきれいにたたんで、大切に保管してくださいね。
☆卒業式の衣裳やプランについてはこちら☆
卒業袴コレクション
卒業袴レンタルフェア
卒業袴レンタルプラン
☆振袖専門館花舎の振袖コレクションはこちらから☆
色別やジャンル別でたくさん載ってます
↓↓↓↓↓↓
https://kasya.jp/furisode/
WEBでのご予約はこちら
こちらをクリック